ハロウィンの習慣も毎年少しずつ本邦に馴染んできたように思えます。長崎の田舎出身の私には興味はあっても仮装して町を練り歩くことが恥ずかしくてできそうにありません。元々ハロウィンは古代ケルト人の収穫祭が起源といわれおり、イギリスやアイルランドなどのアングロ・サクソン諸国で成立し、アメリカにおいて現在のようなイベントとして定着したようです。
ウィスキーを扱っている以上は私たちもハロウィンに参加すべきなのでしょうか?もしかしたら来年の10月31日は仮装した私たちがお客様をお出迎えするかもしれません
写真は以前ご紹介しましたカナダ産のプレミアウォッカのクリスタルヘッド。見た目は怖いですが中身は優しい上質なウォッカ、仮装したお客様にぴったりなお酒です。
高原
カテゴリ:[ バーテンダーのひとり言 ]
ダンカンテイラー社は1938年アメリカ合衆国で設立されました。設立者のアベ・ロッセンベルグ氏の良きパートナーであるチャーリー・グッドマン氏は、スコッチウィスキーに魅了され、1960年代初頭からスコットランド全域の数多くの蒸留所の樽を購入していきました。
慈善団体の監督下になったダンカンテイラー社は、何千もの長期熟成の樽から選び抜かれた原酒を「ピアレス(他に類を見ない)」という意味のコレクションとしてリリースを始めました。
長期熟成された樽を冷却濾過せず樽出しそのままでボトリングされるこのシリーズ。このオスロスクは51,7%のカスクストレングスです。昨日封開けをしたこのオスロスクですが、近いうちにお飲みになられる機会がございましたら封開けと数ヵ月後の変化の違いを楽しまれてみては如何でしょうか。
御手洗
カテゴリ:[ 御手洗 友亮 ]
自家製カラスミの仕込み
今年もいよいよこの時期がやってきました。
自家製のカラスミを仕込む時期です。
当店のカラスミはボラの卵巣を塩付け1週間。
塩抜きを12時間した後、本来は日本酒に1週間漬け込むのですが、シャンパンに1週間漬け込みます。
そのあとは天日干しを一ヵ月、冷蔵庫の中で1ヵ月熟成させ完成します。
つまり約2ヵ月半後にしか食べられず、手間暇かけて美味しいカラスミが出来上がるのです。
出来上がりをお楽しみにお待ちくださいませ!!
シェフ 本田
カテゴリ:[ CAVALLOこだわりの食材 ]
日頃からワインに親しんでいらっしゃるお客様のお口より「イタリアワインはわかりづらくて・・・。」といったお言葉を度々耳にします。膨大な量のイタリア独自のブドウ品種に、次々と現れる造り手、銘柄。そういった点がイタリアワインを難しく感じさせているのかもしれません。
確かにイタリアワインの奥深さに私たちも試飲会などに行く度に驚かされています。そんな私がワイン選びの指針とすべく選んだのが、その名も『イタリアワインがわかる』と至極、単純明快なタイトルの一冊。著者のマット・クレイマー氏はワイン・スペクテイター紙の優れた寄稿者として知られ、ブルゴーニュワイン、カルフォルニアワインについての著作もあります。
DOCG、DOCといったイタリアの有名な銘柄から、一部の地域にスポットを当ててと章が振られ、その銘柄、土地の伝統、変化、生産者についての紹介、意見が綴られていますこれだけ聞くと普通のワインガイドのように思えますが、クレイマー氏の文章を読んでいると実際にその土地に足を運び、紹介されたワインを飲んでみたくなります。辣腕ライターであるクレイマー氏の筆力と、イタリアの地への愛情の賜物です。
この本を読んだ後に酒屋さんに行ってみると今まで手が伸びなかったイタリアワインの棚が宝箱のように見えてくると思います、私の書き込みや付箋が貼ってあり恥ずかしいのですが興味をお持ちになったお客様はぜひお声がけ下さいませ。
高原
カテゴリ:[ ドリンクメニューについて ]
世界を代表するイギリス売り上げナンバー1の「ニューキャッスルブラウンエール」が入荷しております。イギリスに行かれたご経験の有るお客様にお見せすると懐かしいというお声をよくお聞きします。
味わいも非常にバランスが取れており、甘すぎず苦すぎずすっきりとした仕上がりになっております。福岡でも18日よりオクトーバーフェストが開催されておりますが、イギリスで人気を誇るニューキャッスルブラウンエールを是非お試し下さい。
御手洗
カテゴリ:[ 御手洗 友亮 ]