今回、シャンパンナイトに向けて前菜を思考試作している真っ只中です。実は今年始めに、自家製カラスミを作りました。パスタ、サラダと大好評で、終了しましたが、他のスタッフにも極秘で1本眠らせていました。つまり自家製カラスミ6ヶ月熟成です。
しかし1本だけ!!
今回こそ機だと思い、コレを贅沢に使います。
雲丹と自家製カラスミのクロスティーニ
クロスティーニとはイタリア語で[小さなトースト]という意味です。まだまだ他にも試作しています。
主役はシャンパンですが、料理の方も乞うご期待下さい。
シェフ 本田 卓
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普段私たちはボールペンを仕事中に使用するのですが、ドイツの有名ブランド「モンブラン」のボールペンを先日お客様から頂きました。キャップのヘッドには白い六角形のマークがあり、これはヨーロッパ最高峰の山「モンブラン」に残る氷河を意味しており、ペン先にはその山の標高である4810の刻印がされております。実はこのボールペンは少し古いタイプの物でお客様の話によると1980年代の物だそうです。なんと私よりも年上なのです!突然のプレゼントで驚きましたが本当にありがとうございました。私よりも長く生きているボールペンに重みを感じながら大切に使わせて頂きます。
御手洗 友亮
カテゴリ:[ 御手洗 友亮 ]
シャンパンと言えば特別な日に飲む、とても華やかなイメージがあるお酒ですよね。当店にて、7月7日に開催されるシャンパンナイトも、より特別な日になる様、スタッフ全員で毎日打ち合わせを行っております。「シャンパンの銘柄は?」「お食事は?」それぞれの想いがあるので、議論が白熱する事もあるのですが、すべてはシャンパンナイトの為。開催日まで進捗をブログにてご報告できたらと思っております。ご期待ください!
広報 太田
カテゴリ:[ 広報太田のつぶやき ]
本格的に暑くなってきましたね、フィノが美味しい季節の到来です。私の大好きなアレクサンダー・ゴードンが入荷しました、昔ながらのフィノの風味を残しつつ他のメーカーの商品とは洗練の度合いが全く違います。繊細で奥行きのある複雑な味わいは様々な料理とのマリアージュが楽しめると思います。
高原
カテゴリ:[ ドリンクメニューについて ]
第3回ワイン会は「ストカーナ ?革新?」と題し、
品質の良さから世界的に評価が高まり
「スーパータスカン」と呼ばれ格付けを超えて
人気を博しているワインを取り揃えました。
今回も、平日にも関わらず、ワイン愛好家の方々に
お集まり頂き、誠に有難うございました。
まず、1本目は、BUGIA 2007 Testamatta di Bibi Graetz
あのテスタマッタがリリースする白ワイン。
造り手であるビービー・グラーツ氏が、幼少時によく家族とバカンスに出かけた思い出の島「ジリオ島」の畑から生み出されるトスカーナの白ワインの最高峰です。幼い頃にたくさんの楽しい思い出をもらったこの島に対して何か恩返しができないかというグラーツ氏の思いから、ブジーアは造り始められたのです。ブドウ品種は、もちろん土着のアンソニカ。一般的に軽くカジュアルに仕上げられるこの品種も、好条件が重なることで最高の白ワインになる事を証明しています。畑は切り立った崖のすぐ脇にあり、農業機械を入れる事も出来ず、収穫された葡萄もすべてロバで運搬されています。その味わいは素晴らしく、まるでブルゴーニュのように素晴らしい果実味やミネラル、オークが表現されています。たっぷりとしたスタイルですが良くまとまっており、多くのフィネスと卓越した長いフィニッシュを愉しむ事が出来ます。ジリオ島の樹齢80年以上の葡萄の株から造られた極上の白ワインです。
そして、2本目は、Oreno 2004 Tenuta Sette Ponti
オーナーは、老舗高級靴メーカーのアントニオ・モレッティ氏。氏の父親で建築家であったアルベルト・モレッティ氏がサヴォイア家の王女から土地を受け継いだ頃は、アンティノリはじめ、大規模な生産者にバルク売りをしていました。現当主のアントニオの代になり有名醸造家カルロ・フェリーニを招聘し、1998年にクロニョーロを初リリース。産地の個性を生かして濃厚ながらも特有の滑らかさを持つ自身のスタイルを確立、国内外で高く評価されています。土壌は粘土質、砂質、石灰岩質等様々で、その状況に応じて伝統的なサンジョベーゼや世界的に知名度の高いカベルネソービニヨンやメルロ等を栽培し、それぞれのコンセプトのワインを造っています。ワイナリーの名前はアレッツオとフローレンスの間を流れるアルノ河にかかる7つの橋(セッテ ポンティ)から名づけました。この橋の中でも特に有名なのがブリアーノ橋で、かの有名なモナリザの背景に描かれている橋です。ワインだけではなく、ファッションや芸術にも重きをおくモレッティ氏の気持ちがよく表れています。新樽100%で熟成された、豊かできめ細やかなタンニンを持つワインで、奥深い風味と濃厚で力強い味わいをお愉しみください。
3本目は、TESTAMATTA 2007 Testamatta di Bibi Graetz
テスタマッタは、画家でもあるビービ・グラーツ氏の奇抜なアイデアとこだわりから産みだされる、トスカーナのサンジョヴェーゼの最高峰の一本です。その奇抜なアイデアというのは、新バリックに直接葡萄を入れ発行を行い、そのまま同じバリック樽で熟成まで行ってしまうというもの。イタリアでもっとも有名な酒屋エノテカ・ピンキオーリは試飲するなり「全部売ってくれ!」、ヴァランドローが経営するネゴシアンであるテゥヌヴァンは持ち込んだその場で即決で2000本買うなど、リリースされるなり伊ワイン会の話題を独占しました。ワインの産地としてはほとんど無名であったフィレンツェ近郊フィエゾーレの畑から
生み出されたワインにも関わらず、2000年のファーストヴィンテージからこのように強烈に注目を集め、さらに翌年の2001年ヴィンテージでは、世界最大のワイン見本市である「ヴィネクスポ2003」において、3万本のワインの中から見事最優秀赤ワインに選ばれたのです。今回の2007年ヴィンテージも大変評価は高く、ワイン各誌でも高得点を獲得しています。味わいは柔らかくシルキーで、果実味が豪華に表現されています。タンニンも柔らかくバランスも保たれています。このヴィンテージは若いうちから愉しめる
一本に仕上がっており、フローラルなトーンのフィニッシュには、素晴らしい華々しさが添えられています。
最後は、Le Stanze 2001 Poliziano
モンテプルチアーノを代表する生産者であるポリツィアーノ。現所有者のフェデリコ・カルレッティ氏の父親が1961年から始めたワイナリーです。彼は農学博士という肩書を持っていたのですが、それよりも農民であることに誇りを持ち、好ましくない畑は迷うことなく排除し、土壌と太陽に最も恵まれた区画の植樹を進めました。その結果、ポリツィアーノのワインはモンテプルチアーノにおいて、確固とした評価を確立し、トスカーナを代表するワインへと成長したのです。ワイナリーの名前は、ルネサンス期にかのメディチ家に使えた文学者で詩人のアンジェロ・アンブロジーニに由来します。彼の出身がモンテプルチアーノだったことから、彼は「ポリツィアーノ(モンテプルチアーノのラテン語読み)」と呼ばれていたそうです。非常に博学な人物で、メディチ家の教育の一切を彼が一任されていたことからも、そのことが窺えます。ワイン名のスタンツェは、アンジェロの作品名の一つです。アンジェロのように広く認められるワインになるようにとの願いを込めて、きっと名付けられたのでしょう。カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロー30%で造られており、非常にエレガントな味わいの赤に仕上がっています。
ワインに合わせる、お料理は、ウニ、いくらの冷製パスタ、馬肉のカルパッチョ、ビーフシチューのオーブン焼きを召し上がって頂きました。
来月は、夏ということで、シャンパンナイトを開催致します。ご参加を心よりお待ちしております。
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【シャンパンナイト】
日時:7月7日(土) 18時?
お一人様:15,000円
ご予約・お問い合わせ
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