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THE CHESS SERIES  "BISHOP" CAOL ILA 18y 1990

2011.07.23 posted by keisuke

私の大好きなシングルモルトの一つである「カリラ」が新たに入荷いたしました。

関東にある酒屋「信濃屋」のオリジナルであるチェスシリーズのカリラです。昨年からお客様とチェスを指すことが楽しみの一つとなっている私にとっては二重に嬉しいボトルです。その味わいはといいますと、秀逸の一言です。非常にきれいだがパンチのあるピート香、甘みと熟成感がバランスよくまとまっています。しっかりとカリラらしく磯の香りも感じられます。ぜひお試しくださいませ。

皆様のご来店を心より待ちしております。

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営業時間変更のお知らせ

2011.07.16 posted by keisuke

いつもお世話になっております。
誠に勝手ながら、本日は深夜0時まで貸切営業となっております。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご了承くださいませ。

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夏向けのおすすめ赤ワイン、入荷しています。

2011.07.16 posted by keisuke

夏にぴったりの赤ワインが入荷いたしました。

イタリアの赤ワインとしては珍しいピノ・ノワール100%の一本です。このワインをつくるイゾラは、ピエール・ジョルジオ氏と仲間の2人が絶滅しかけている在来品種を維持しようと1994年に始めたプロジェクトチームなのだとか。イタリアは世界一の在来ぶどう品種の保持国で政府未認可のものを合わせると3000種を越えるほどヴァリエーション富んだワイン生産国です。彼らは個人が家庭用にワインを作っていたり、食用にするのを分けてもらい研究栽培場存続させ、ワイン醸造用として政府に登録するという活動を行ってきたそうです。ワイン醸造用として使用されるには検査をして政府に登録される必要があり、それらの品種がワイン用として使われるのは10年以上先ですが、彼らが地元品種を選んで始めたブランドがこのイゾラなのです。優しく滑らかな口当たりで、ほのかな酸味が感じられます。スミレの花を思わせるニュアンスもあり、優しくまろやか。軽やかな酸味と適度な果実味が程よく、バランスの良い一本です。一般的には「赤は常温」と言われていますが、このワインはぜひ冷やしてお飲みください。蒸し暑い季節にピッタリの味わいです。
グラスで愉しんでいただけますので、ぜひお試しください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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本当にありがとうございました。

2011.07.04 posted by keisuke

本日、とても美味しいワインが2本空きましたのでご紹介したいと思います。

まずは「アンリ・ビリオ キュヴェ・ジュリー」。アンリ・ビリオは、シャンパーニュ・アンボネイ村の小さな生産者です。しかしそのこじんまりとした規模に対し、評判は世界的なものとなっています。特にピノ・ノワールの品質は伝説的とも言われているそうで、畑の広さはわずか5ha程とのこと。現当主のセルジュ・ビリオ氏は、ルミアージュからデゴルジュマンまですべて手作業でこなす方式を固く守っており、マロラクティック発酵は決して行わないという方針のもとで醸造は行われ、濾過もされずにシャンパーニュは瓶に詰められます。このキュヴェ・ジュリーは、セルジュ氏の初孫の誕生記念で造られたという大変貴重な限定キュヴェです。さらにアンリ・ビリオのラインナップの中で、樽熟成を行っている唯一のアイテム。瓶熟期間を長くおくほどに、その真価が表れてくるというシャンパーニュです。その味わいは別格!樽熟成による独特の香りが何とも言えない風味を醸し出しており、シャンパーニュ単独でゆっくり楽しみたくなる味わいです。

続いては「シャトー・ムートン・ロートシルト1975」。 1975年のボルドーは、過去30年間の中でもゆっくりと成長しているヴィンテージで、この上なく魅力的なヴィンテージ。しかも、「1975年ボルドー・ベスト・ワイン」にポイヤックから選ばれた4つのワインの一つなんです。1945年以降ラベルを毎年世界の著名な画家がデザインすることでも知られているモートンですが、1975年は現代ポップアートの第一人者であるアンディ・ウォーホールのラベルです。このカラフルな絵は、オーナーのバロン・フィリップ・ロートシルトがモチーフになっています。その味わいはといいますと・・・。まず色合いですが、もっと枯れた色調かと思っていたのですが、意外にも濃い色調です。しっかりとした果実香にモカのような香りが合わさり、芳醇な味わいを演出します。丸みのあるタンニンと大変長い余韻が印象的でした。

お客様のお言葉に甘えさせていただき、私もしっかりと2本の極上のワインを堪能させていただきました。
本当に有難うございました。

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