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VISUAL FLAVOUR  MACDUFF 2000

2011.11.27 posted by keisuke

昨日に引き続き、ヴィジュアル・フレーバーよりのご紹介です。
昨日のブナハーブンとは対照的に、今回は典型的なハイランドモルトの特徴が味わえる「マクダフ」です。この蒸留所は、蒸留所元詰のものはグレンデブロン、瓶詰業者のものはマクダフと名乗るという珍しい蒸留所です。シェリー樽熟成の特徴がよく出ており、熱々のトフィー、ナッツ、シェリー、ハチミツの甘い香りがどっしりと感じられます。味はチョコレートムース、ココナッツ、キャラメルが舌をコーティングし、ナツメグとくるみが複雑さを与えるかのようです。2000年ヴィンテージとは思えない長熟のような熟成感も愉しめます。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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VISUAL FLAVOUR  BUNNAHABHAIN 1997

2011.11.27 posted by keisuke

モリソン&マッカイ社がリリースする「ヴィジュアル・フレーバー」シリーズ。各ボトルの個性を3つの絵で表現したユニークなシリーズなのですが、今回ブナハーブンが入荷いたしました。
その風味はといいますと、強烈なピートスモークと海の香りが圧倒的で、時間を掛けて嗅いでいくと、アーモンドチョコやオリーブオイルが顔をだしてきます。
味はオイリーでスモーキー。ビーフジャーキー、ヘーゼルナッツ、ミルクチョコ、オレンジピールに重厚なピートスモークと塩というように、完全なアイラモルトのそれです。これほどピーティなブナハーブンはなかなかありません。アイラ好きの方は、ぜひお試しください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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SILVER SEAL  Caol Ila 1980 20years

2011.11.24 posted by keisuke

先日東京で開催された「ウィスキー・フェスティバル2011」に参加してきたのですが、そこで素晴らしいお宝ボトルを発見してまいりました。

ひとつ上のプレステージなウイスキーを求める方々へ常に素晴らしいボトルを提供してきたイタリアの人気ボトラーであるシルバーシール社のカリラです。シルバーシール社は、イタリアの独立系瓶詰業者のひとつ。不定期でボトリングされ、リリースの少なさと品質の高さからから手に入りにくいボトラーの代表格です。1980年蒸留のこのボトルは、2001年にボトリングされ発売されたもの。シルバーシール社の倉庫に2本だけ残っていたものを、ウィスキー・フェスに持ってきていたのです。一本は試飲用に開けていたので(なんと太っ腹なことか!)、残りは1本。その場で担当の方と話をつけ、譲っていただくことにしたのです。そのボトルが、本日当店に到着いたしました。私も会場で試飲しましたが、その味わいは別格です。ぜひ現行のカリラと飲み比べをしていただきたいと思います。テイスティングコメントは、今回はあえて書きません。ぜひ、それぞれで味わってみてください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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Talisker 175th Anniversary

2011.11.16 posted by keisuke

1830年、スカイ島で創業したタリスカー蒸留所。創業当時、島の教区聖職者は「いままで起こった最も呪わしい出来事のひとつだ」と嘆いたそうです。蒸留所は、ごつごつした岩が多い島の西岸に位置しており、水は蒸留所のそばのホークヒルから湧く14の地下水源を使用しています。これがタリスカーを、その独特の力強く暖かい感じのピート香フレーバーに導いているのです。そんなタリスカー蒸留所の創業175周年を記念して、2005年に世界限定60,000本(国内は1500本!)だけリリースされたタリスカーが入荷しました。スモーキーさ、芳香、そして複雑さ。最初はオークの煙とも言える香りと海を思わせる香りが力強く前面に、そのうしろにバニラ、ワイルドなヒースのような野の香りが感じられます。加水すると、クリーミーなバニラの香りと後ろに胡椒と燃えるヒースの香りが潜ンでいるのがわかってきます。柔らかくエレガントな心を持ちながら、厳格で力強い。これぞタリスカーという一本です。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。





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ロマーノ・レヴィ

2011.11.16 posted by keisuke

『世界にたったひとつの、至宝のグラッパ』と呼ばれるロマーノ・レヴィ。『天使のようなグラッパ職人』
そうよばれるイタリア最高のグラッパ職人、ロマーノレヴィ氏が生み出してきたグラッパです。今ではイタリアにもほとんど無い、直火式蒸留器を用いた素晴らしい味わいを持ち、時間とともに様々は変化を見せてくれるこのグラッパは、生産量も非常にすくなく、世界に熱狂的な人気のあるコレクターズ・アイテムなんです。世界中に絶大な人気を誇るグラッパの生産者、ロマーノ・レヴィ氏は1928年生まれ。父親から受け継いだ直火式の蒸留器を使い、ブドウの絞り滓を乾燥させた燃料を燃やし蒸留を行うなど、頑固なまでに昔からのつくりにこだわり、なんと1945年からグラッパを造り続けてきたのです。そんなレヴィ氏も2008年に他界。今後はもう二度と作られることのない幻のグラッパなのです。
ご興味のある方は、ぜひお早目にどうぞ。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。



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