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第1回 ワイン会レポート

2012.03.08 posted by

第1回ワイン会は「偉大なるイタリアワイン」という
テーマを掲げました。

イタリア王国は、
一部の地域でしか造られていない他国と異なり、
半島全土で、様々なワインが造られています。
その中でも、バローロをはじめとした
珠玉のラインナップを取り揃えました。

1本目は、Franciacorta Ca' del Bosco Cuvee Prestige

生産者であるカ・デル・ボスコは、イタリア最高峰のスパークリングワインである「フランチャコルタ」の中心地エルブスコ村に本拠を構えるフランチャコルタのリーダー的存在のワイナリーです。シャンパーニュにも匹敵するイタリア産のスパークリングワインといっても決して過言ではありません。きめ細やかで持続性のある泡立ち。繊細なブーケと特徴的なイースト香が混ざり合うことで、トロピカルフルーツの様な味わいが愉しめます。

2本目は、Marina Cvetic Trebbiano d'Abruzzo 2006 Masciarelli

生産者のマシャレッリは、アブルッツォを代表する造り手として今現在最大の賛辞を国内外から受けています。
現地ではボンビーノ・ビアンコと呼び慕われており、魚料理の他、卵料理や軟質のチーズにも向く辛口の白ワインです。マシャレッリのトレッビアーノの特徴は、なんと言ってもその凝縮感。桃や洋ナシ、リンゴ、パイナップルなどの熟れたフルーツとハチミツの甘い香りがしっかりと感じ取れます。味の要素が凝縮された密度の濃い味わいで、ポテンシャルの凄さをまざまざと感じさせます。

3本目は、Barolo 2004 Pio Cesare

生産者である、ピオ・チェーザレ社は、1881年イタリアのワイン銘醸地ピエモンテ州のアルバ地方に創立されたワイナリー。伝統的な技法でバローロを生産することで、ネッビオーロの特性を尊重した柔らかみのある味わいを生み出しています。ドライフラワーを思わせる香りにスパイシーなニュアンス。味わいはなめらかでとてもエレガントさを感じさせます。

4本目は、Barbaresco Gallina di Neive 1998 Bruno Giacosa

もはや伝説の域に達した」と評される天才ブルーノ・ジャコーザのバルバレスコ。伝統的なスタイルを守りつつも、古い技法に固執せず、随所に新しい技法を取り入れることで、ピエモンテ種の長所を最大限に引き出しています。
そして、他の造り手にはないフィネスが感じられるワインに仕上がっています。

上記、4本をお愉しみ頂いたのですが、特に評判が良かったのが、2本目の、Marina Cvetic Trebbiano d'Abruzzo 2006 Masciarelli。ご参加頂いた皆様から、「こんなに美味しい白ワインは初めて」と高評価を頂いたほど。

また、当日、お誕生日のお客様がおられ、
ささやかながら、当店から誕生日年のバローロを
プレゼントさせて頂きました。

次回は、4月5日(木)20時からを予定しております。
皆様のご参加心よりお待ちしております。

カテゴリ:[  ワイン会レポート  ]