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「ギムレットには早すぎる」

2009.06.17 posted by keisuke

お酒が登場する文学作品は数多くあります。この「長いお別れ」もそのひとつ。レイモンド・チャンドラー作のハードボイルド作品で、バーテンダーになったばかりの頃に一度読んだのですが、少し前に村上春樹訳のものを手に入れたので再読しています。
作中にも登場するギムレットはジンとライムの効いたスッキリとしたカクテル。これからの季節に最適の一杯です。ベースのジンを効かせた辛口も、またライムとシュガーを強めにした甘口も、どちらも大変美味しいカクテルです。
今宵の一杯にまよったら、ギムレットをぜひお試しください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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もし僕らのことばがウィスキーであったなら

2009.06.15 posted by keisuke

お客様より本をいただきました。私も大好きな村上春樹の旅行記「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」。
スコットランド・アイラ島とウィスキー発祥の地アイルランドの旅行記です。モルト好きまたビール党の皆様には、是非読んでいただきたい一冊です。
CAVALLOに置いておりますので、読んでみたい方はおっしゃって下さい。

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Cuaba Piramides limited 2008

2009.06.13 posted by keisuke

クアバは数あるシガーブランドの中で、初めてリミテッドエディションを発売したブランドです。通常のものとは製法、材料ともに異なり、格別の味わいに仕上がっています。

吸い始めはフルボディで、スパイシーさとフルーティさを併せ持っています。バニラの味わい、鼻にぬける白胡椒のニュアンスがあります。終盤にいくにしたがいフルーティさは消え、代わりにコーヒーのテイストが出てきます。全体的にはミディアムボディの1本で、非常にリッチで複雑な味わいが楽しめます。

こちらの葉巻は限定生産品です。ぜひお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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Kilchoman Distillers

2009.06.12 posted by keisuke

2005年6月、スコッチウィスキーの聖地アイラ島に新しい蒸留所が創業しました。アイラ8番目の蒸留所の名は「キルホーマン」。実に124年ぶりの新蒸留所です。
初蒸留は2005年12月14日。スコッチ・ウィスキー政令第3条の「最低3年以上寝かせること。」を昨年末満たしたことで、今年記念すべき第1号がリリースされるのでは?と注目を集めています。

アイラのシングルモルトの特徴の1つとして、海岸線に沿って建てられた蒸留所のためか潮の香りが挙げられますが、キルホーマンはアイラ唯一の海に面していない蒸留所です。おそらく他のアイラモルトにはない風味に仕上がるのではないでしょうか?
また非常に小さいマイクロ・ディスティラリーである事も他の蒸留所と大きく異なります。1年間に使用する麦芽の量は350トンで、これはカリラの2週間分にも満たない量です。当然の事ながら、流通量も少なくなることでしょう。

いずれにせよ今後目が離せない蒸留所ですね。

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特選素材 SPF豚

2009.06.12 posted by honda

cavalloでは今月の特選素材として霧島山麓で育てられた、「Specific Pathogen Free pig」SPF豚を数量限定で
仕入れました。
SPF豚と呼ばれている豚や豚肉は、豚がかかり易いいくつかの病気の原因を持たないように、育てられた豚の呼び方です。つまり、「決められた基準に従った飼育方法で育てられた豚」ということです。殺菌された飼育環境で育てられているSPF豚は、与えられる飼料も殺菌された水や飼料で飼育されます。そのため、SPF豚の体内には悪玉より善玉菌の方が多く、健康的に育てられている豚ということになります。
SPF豚は殺菌された衛生的で快適な環境で育てられるため、抗生物質やワクチンなども最小限でしか使われないことに加え、病気になることも少ないので、豚肉にも臭みがつきにくく、肉質がやわらかくくなるという特徴も見られます。
数量も少なくメニューにはない食材なので是非ご確認のうえ、お召し上がり下さい

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