アルゼンチン・ブエノスアイレス出身で、現在世界のクラシック音楽界で最も高い評価を受けているピアニストの一人であるマルタ・アルゲリッチ。彼女が1960年から83年の間に行ったソロ・リサイタルの様子をリマスター処理し、当時のLPジャケットを再現して発売されたBOXセットを購入してしまいました。現在手に入れることの出来るソロ・ピアノ作品では最高峰といえるこの作品。その評判通り、素晴らしい演奏につい聞き入ってしまいます。
最近お気に入りの一枚?です。
バーテンダー
清水 継介
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1970年に、ジムビーム社の175周年を記念して発売されたこちらのボトル。とあるモルト専門バーで飲ませていただきました。これが、とにかく美味い!の一言です。目をつぶって飲むと、バーボンだとは一瞬わからないくらい柔らかな口当たりで、素晴らしい味わいでした。シングルモルトの熟成に必要なシェリーの樽が品薄になった際、バーボンバレルに白羽の矢が立った訳が、よ?く分かりました。
バーボンのオールドボトル、皆様も機会があれば是非試してみてください。
バーテンダー
清水 継介
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素敵な体験を、昨日お客様よりプレゼントされました。私だけでなく当店のスタッフは機械式腕時計が大変好きなのですが、憧れの逸品を腕に巻く機会を与えてくださったのです。そのブランドは「リシャール・ミル」。2001年に設立された同ブランドは、「最高の素材・最高の技術を用いて、時計のF1を作る」ことをコンセプトに、素晴らしい作品を生み出しています。「この手に取ることは決してないだろう」と、はなから諦めていただけに、営業中であることを一瞬忘れてしまうくらい興奮してしまいました。こんな機会を与えてくださったA様、本当に有難うございます。
バーテンダー
清水 継介
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連休最中の土曜日にお休みをいただき、故郷長崎にて
友人の結婚披露宴に出席させていただきました。
年長者の方のお口より「歳を重ねる毎に涙腺が緩くなって。」との言葉を聞いておりましたが30代半ば近くとなり私の涙腺にも緩みが見え始めました。長らくの友人の晴れの日などは勿論、映画、漫画、小説などの創作にも免疫が無くなってまいりました。
カウンターにお座りのお客様の涙腺の緩みにつられることもしばしば・・・。私達の職務上あってはならぬ事と思いつつも込み上げてくるものに抑制が効かない場合もままあります。
恐ろしいのは通信技術の発達によりSNSを通じ、瞬く間にそういった場面を不特定多数の人々のへと流布されてしまうことです。私のこの男泣きの写真も多くの友人の手によって瞬時にFacebookに流出しております。
おそらく薬院一涙腺の緩いバーテンダー見習いです。皆様ご来店いただいた際は、何卒ご容赦の程をお願いいたします。
高原
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もう18年ほど前のことになりますが、当時大学生だった私がシングルモルトにのめりこむきっかけとなったお酒があります。先日、実に十数年ぶりにそのボトルとの再会を果たし、じっくりと味わってきました。人生で初めて飲んだシングルモルトであり、その一杯目でノックアウトされてしまったわけですが、そのモルトの名は「クライヌリッシュ」。イタリア向けの1970年代流通品であるこのボトルは、通称ホワイトラベルとも呼ばれています。非常にバランスのとれた味わいで、モルト由来の風味とアルコール、樽のすべての要素が存分に愉しめる佳酒の一つです。
市場から姿をけしずいぶん経ちますし、「私の中で思い出が膨らんでその味わいを美化してしまっているのではないか?」と疑問に思っていたのですが、そんな心配は無用でした。この十数年間、ずっと追い求めていた正にその味を堪能することができたのです。本当に幸せなひと時であり、また私の原点を再確認することができた貴重な時間となりました。
皆様にも、そんな一杯をご提案することができれば幸いです。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
バーテンダー
清水 継介
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